ドル円上昇の影響も収まり
日経は為替の優位性を織り込み米株連動になっていると言える。
ナスダック100のETF(QQQ)は出来高が多く実態を表している。
下がQQQの日足

25MAを突破してRSIもいい感じだ。
チャート左が出来高が多い地帯(下の出来高棒グラフ参照)に入るところだ。
金曜日にナス100は3.49%も上昇したが、出来高は「オレンジ帯」の半分もない。
ショートカバーが戻しの主体と想像できる。
窓埋め理論から想定すると赤い線の299までは可能性がある。
しかし310はすぐ左に団子になった揉み合い地帯と
オレンジ帯が待っており
13日のCPIが鎮静化しない限りは困難と思う。
リセッションが来るのはこれからですから本格上昇に繋がらないだろう。
今後はインフレ指標だけでなく住宅価格もバブル崩壊の寸前にあり
パウエル議長も言及している。
ローン金利が2倍になったことで住宅価格は時間の問題で落ちると思うが
いまだに、前年度比21%は尋常ではない。
CPIに住宅指標があるが「低水準」でエネルギーより比重が小さい。
インフレ率を低く見せるための作為と言うエコノミストも多いが
消費金額を加味するとエネルギ-より住宅の方が大きい。
米株の大暴落を唱える人は、
住宅価格を正しくCPIに入れると
インフレ率は12%以上になっていると勘定している。
パウエル議長がことさら住宅価格を下落させる点に力が入っているのも
現実を見ているからだろう。
ヘッジファンドの作戦は、大きく戻して暴落、また大きく戻して暴落
日経先物も外資は先週も先々週も大きく売り越し
オプションは「ショートが多く」プレミアを取る戦略が多い外資だ。
ショートコンドル戦略
個人には大量にショートする資金がない。リスクを取ることもできない。
今週は短期上昇局面で頭打ち下落になりそう。
参議院選挙があるが、投票する野党がなく自民楽勝で過半数予想。
自民が勝つと株は上昇予想になるが
岸田氏が勝ったら、間違いなく金融課税以下多くの増税がくる。
「増税は国民に認知された」
世界経済が混乱を迎え
気候が異常を示し…東京は100年振りの6月気温
中国が60年振りの大雨【福建省)
こんな時代に、ある意味国民を引っ張るヒーロー的な人物が要求されるときに
「節電したら小銭を還元(ポイント)」
これが、日本のトップ!!
のトホホ。
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