注目度が低かった雇用統計ですが
市場の予想通り、直後に多少相場が振れただけで大きな動きはなかった。
ダウは21.51ドル安
日経先物は10円高(ナイトセッション、日中合計なら▼60円)
ドル円は約50銭安
こんな数値で金曜日は引けた。
来週のムードを見るために米国のS&P500の日足を見る。
陽線ではあるが、意味のある幅ではない。上下に髭です。
では1時間足(11月28日から掲載)を見る。
あまり上昇を思わせるチャートではない。
来週の米国のスケジュールでは重要な指標発表は
米10月製造業受注が6日にあるくらい。
イタリア選挙が金融に大きな影響を与えるかもしれないとニュースになっている。
英国のEU離脱選挙並みのインパクトと書くメディアもある。
月勝日はイタリア選挙結果に尽きるが、現政権が負けたときの下落インパクトは
ある程度あるのだろう。しかし勝った時の上昇インパクトは疑問です。
不安が織り込まれているとしたら上昇するからです。
この度合いはトランプラリーに紛れて「程度」が全く不明です。
日経の4時間足チャートを見る。
水色の帯が揉み合い地帯で上に抜けたのが20時間で「騙し」となって
再度、水色帯中に戻ってきた。
しかも、ど真ん中で終了。
さてさて、月曜日は? イタリア選挙が決めてくれるか?
解りませんね。
どちらでも構わないから大きく動けば勝てる。
それは
オプションのロングストラングル(ストラドル)
しかし、SQ週ですから大きくなったセータの敵が待っている。
勿論、一番儲かるのは、上か下を当てて片玉勝負か先物。
言葉だけなら50%の勝率ですが、現実は別。
横ばいで「セータ負け」があります。
一般論ですが(平穏な日ならば)
上昇確率25%、下落確率25%、横ばい確率50%
と云われています。
イタリア選挙が相場を動かすなら横ばい確率50%が大きく減ることになる。
様子見から逆張り的なロングストラングルも可能ですし
朝から5分の勝負も可能。
そして思惑を込めたロングストラングルも可能。
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