2023年01月08日

10年債金利低下による株上昇は限界接近。

雇用統計で米10年債金利が大きく下落して株は上昇した。

10年債金利 3.56%

FF金利が0.4.25%〜4.5%ですから

当然3ヶ月債券金利は4.01%で、これ以上は下がらない。

逆イールドも3Mと10Yの金利差が1%が限界と思えば

10年債金利は次回FOMCで0.25%を予定されている分を加味すると

FF金利4.25%−1%=3.25%で

10年債金利は、現状ではあと0.3%下げれば限界になる可能性が高い。

(3月FOMC金利アップなしとしても。)

株価の材料としての金利問題は終盤になった。



株が上昇するためには、1月20日から始まる

企業決算が材料になる。

決算よりガイダンスがメインだろう。



明日は現物市場がお休みで薄商い。

ナイトは雇用統計吟味の結果がNY市場に反映される。


メディアは雇用統計で株上昇としているが

相場を上昇させたのはISM非製造業のビックサプライズだ。


雇用統計は賃金と失業率の両方のサプライズで打ち消し合った。

株価も発表上昇後に戻り 動きは24時のISM発表後からだ。


日経は金利下落による株価上昇は円高が伴うので

ダウの半分も上げられない。

135円からのマイナス乖離は輸出企業の

下方修正不安が付きまとう。



ボリバン−1σ突破なら25MAまで戻る可能性があるが

円高では厳しいのではないか

頼みのCPIは木曜日22:30ですから1月SQには間に合わない。


戻りコールショートがいいのだが証拠金とリスクと価格を考えると

意欲は出ない。

27000円に近づいたら2月限コールレシオがいいだろう。

2月20日以降の決算発表まではコールショートの踏まれる上昇はないと思う。

チャートは上に大きな陽線を付け買いが盛り上がりそうな明日ですが

現物は休場で、がっかり組も多いだろう。

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posted by taka at 13:53 | Comment(0) | ドル円と日経225先物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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